皆さんこんばんは。Tokyoチームです。
2011年も残すところ後わずかとなりました。
今回はNYのグローバルチームが選出した今年Social Media を中心に話題となったイベント10個を紹介します。
1. アラブの春と中東の反乱
2010年から始まったアラブの春は、ムバラク政権の崩壊からリビアの独裁政権カダフィの死、11月のイエメン・サーレハ大統領の退陣にいたるまで2011年の後半に大きな変化を見せた。
これらの全ての背景にはソーシャルメディアの存在があり、人々の集会や支援を容易にし、市民のジャーナリズムを可能にした。
2. 日本の震災と津波
日本を襲った震災と津波は世界最悪の被害をもたらした災害の一つであり、人々は途切切れることなく投稿されるツイートや動画を通し、この現状をリアルタイムに目撃することとなった。
しかしながら世界中の人々はこの現実をただ見つめるだけでなく、グーグルのpeople finderからオンラインでの募金活動に至るまで、様々なサポートを提供した。
3. 占領されたウォールストリート街
他国の成功に感化され、10月、ニューヨークのズコッティパークに少数の抗議集団が集まり、70年代以来米国で初めての重大な抗議活動を行った。世界中で1000を超える都市に拡がりを見せ、何千人という人々が経済の不均衡や不正義について抗議を行った。最新のテクノロジーやソーシャルメディアは様々な意見を集め、グローバルにメッセージを拡散するインフラとなり、さらに警察の対応までを報道した。ユーストリームやライブストリームの視聴は、最高時点で何百万に達したという。
4. スティーブ・ジョブズの死
テクノロジーの権化であり、テクノロジーと文化の世界を目覚めさせたスティーブ・ジョブズの死は、マイケル・ジャクソンの死と同等の、もしくはそれ以上の衝撃を世界に与えた。ツイートやメモリアル、フェイスブックの投稿やモンタージュビデオで、しばらくの間インターネット上は埋め尽くされた。死からちょうど2週間後には自伝が発売され、彼の存在は忘れ得ないものとなった。
5. レベッカ・ブラック―”フライデー”騒動―
レベッカ・ブラックの”フライデー”の現象ほど、輝かしく、長く続いたものないだろう。人々の罵倒や卑語はデジタルの乱用に重要な疑問を投げかけ、これからの文化が、名誉あるもの、著名であるものにいかに向き合うかという課題を残した。
一方で音楽産業は従来のモデルが崩壊し、急激に進化したテクノロジーの利用なしにはビジネスが成立しないことを学ぶこととなった。
6. 一つの”権利”となったハイスピードアクセス
多くの国において、ハイスピードのブロードバンドへのアクセスが急速に普及している。EU加盟国では800MHzのブロードバンドは義務付けられ、米国ではオバマ大統領がアクセスにプライオリティーを置いている。テクノロジーはもはや平等さを手にするための手段ではなく、権利そのものだと言える。
7.英国の暴動
革命ほど積年のものではなく、また政治的な影響力もさほどないが、ロンドンで三夜にわたりモバイル端末でのテキストやメッセージを利用した暴動が起こった。英国警察は地元施設の攻撃計画を阻止するためスマートフォンに入り込み、ソーシャルネットワーキングサイトへのアクセスをブロックすることも検討した。
ほぼ同時期にサンフランシスコでは携帯サービスの移行が禁止され、世界中の人々が政府によるアクセス制限に対して不安感を持つようになってきている。
8. ハリケーン・アイリーン
日本の災害と比較はできないにしろ、ハリケーン・アイリーンもまた、オンラインストームの一つであった。アイリーンは8月には東海岸を移動し、人々は家を出ずとも嵐の進路をツイートで確認することができた。
9.アンソニー・ウィーナーのツイッタースキャンダル
21世紀で初めてのスキャンダルを起こした米国の政治家、アンソニー・ウィーナーを忘れることは難しいだろう。ウィーナーのダイレクトメールの誤方が原因で起こった政治的な失墜は、ソーシャルメディアによって生まれ、拡散していった。選挙人とのコミュニケーション上で、いかにソーシャルメディアが影響しているかを示している。
10.ソーシャルメディアのIPO
今年は、ソーシャルメディア企業の資金調達に関して、大きな変化を見ることとなった。パンドラやフェイスブック、リンクトインの上場成功を例に、その他の企業の追随が予想される。またディアスポラやキックスターターを見ると、企業は今後いかに資金を集め、誰が主となり投資していくべきかということを再考させられる。
